動画の活用について Vol.2

前回は、既に動画を取り入れている企業の動画導入の目的や
活用方法などを書きました。

約8割の企業が認知度アップのために動画を取り入れていま
したね。
動画の効果を感じている企業担当者も6割に登るという結果
は、動画の取り入れを迷っている担当者の後押しになるかも
しれませんね。


今回は、動画の活用後編ということで、もう少し踏み込んだ
話をしようと思います。

 前回、動画を導入している企業の約8割が、認知度アップの
ために動画を取り入れていることを書きました。

認知度アップを目的とする動画に焦点を合わせると、Google
が提唱する「HHH戦略」のHeroと呼ばれるものが当てはま
ります。

HHH戦略とは何かというと、Hero、Hub、Helpの3つの頭
文字をとったもので、動画マーケティングを行ううえで重要
な戦略です。


「Hero」
まだその企業や商品のことを知らない「潜在顧客」に認知し
てもらう動画

「Hub」
その企業や商品のことは知っているが、どういったものかは
知らない、もしくは関心があって購入などを検討している人
向けの動画「見込顧客」むけ

「Help」
実際に商品を購入している人に、商品の使い方を説明するよ
うな動画


「Hero」→「Hub」→「Help」
のように集客して購入や導入などを促進していくことを想定
しています。

その「HHH」のひとつ、「Hero」が認知度アップのために
用いられる動画です。

認知度アップを目的としているので人を惹きつける内容のも
のでなくてはなりませんよね。この「Hero」が最も入り口に
ありながら最も難しいものなんです。


「感動するものや」、「面白いもの」、「耳に残るもの」で
興味を持ってもらうことを想定しているので、必ずしも商品
やサービスの情報が含まれていないといけないものではあり
ません。

極端な話をすれば、音楽に乗せてひたすら企業名を連呼する
ような動画とかでも、耳に残ってなぜか口ずさんでしまった
ら、認知度アップの効果として成功といえるでしょう。


動画がメディアなどに取り上げられたり、SNSでシェアをさ
れて話題になることになれば、大成功!ですね。


今回は、企業の担当者の約8割が関心のある、認知度アップ
のための動画ということで、「HHH戦略」のうちの「Hero」
について書きました。



次回は、せっかく「HHH戦略」が出てきましたので、残りの
「Hub」「Help」について書くことにしますね


楽しみですね!ではまた