デジタルサイネージの使い方vol.2

前回はショッピングモールや飲食店でよく使われている
デジタルサイネージについてお送りしましたが、今回は
正しい設置のしかたについてお送りします。

デジタルサイネージを設置するにあたって、どんな場所
でも良いわけではありません。

人の流れや向きが大切なんです。

今あなたが街を歩いているとします。最も長く見てしま
う広告の位置はどこでしょうか。

もちろん、真正面ですよね。

当たり前のことですが、自分自身から見て、正面にある
ものは嫌でも目に入ってきます。視界の外へ抜けていく
スピードが遅いので、少しでも興味のある内容が配信さ
れていたら、歩きながらでも長く時間見ることができる
んですね。

凄く興味のあるものだったら、立ち止まってでも見ます
が、少し興味がある程度だったら、立ち止まって見るこ
とはないですよね。でも、その少し興味があるという程
度の人でも、より長くデジタルサイネージのコンテンツ
を見てもらうことで、見込み客としてのレベルが一つ
二つ上がっていくことになるかもしれません。

だから、街なかでデジタルサイネージでコンテンツを
配信するときは、人の流れに対しての向きに注意をする
ようにしましょう。


あとは、人が溜まって暇を持て余す場所、例えば、エレ
ベータホールや、信号、休憩スペース、喫煙所などに設
置をすると良いでしょう。

エレベータホールなんかは、エレベータがなかなか来な
くてよくクレームが出ていたそうなんですが、鏡を設置
するだけでクレームの数が減ったそうです。
待っている時間に、鏡で髪型や服装を整えたり時間つぶ
しができたり、あと、人は、自分の顔を見ながら怒れな
いんですよね。


今回はここまでです。また次回お楽しみください